最近ブログの更新がおもいっきしストップしていたので久々に記事を書いています。
実は記事を書くテーマがなかなか思い浮かばす困っていました。
せっかくなら今読んでいる本の記事を書いてみようと思い、『ブログ飯』についてレビューしてみました。
なぜ『ブログ飯』を読んでいるの?

『ブログ飯』を読むきっかけは、いろんな人のブログを読んでいたときでした。
「ブログを書いている人は読むべき本」と紹介していたことと、初心者がブログを書くためにすべき事ことが載っているのでは?と思い購入しました。
実際にこの本を読むとブログテーマの考え方やSNSの上手な使い方がわかりました。
どんな内容の本?

著者:染谷昌利さんはどんな人?
もともとは2回も転職経験があるサラリーマン。今はブログのアフェリエイトやアドセンスの収益だけでなく、講演や本の執筆活動など組織に属さないフリーランスで生計を立てている方。あとがきによれば妻は鬼嫁らしいです。
テーマは「個性を収入に変える生き方」
サブタイトルである「個性を収入に変える生き方」とは、あたかも筆者は特別な経験をしているから記事を書き続けられる印象を受けました。
実際は自分の趣味を綴った内容や、サラリーマン時代の経験談を綴った内容であったり誰もが思い浮かぶような身近な部分をブログにしていました。
『ブログ飯は』こんな人におすすめです。
①ブログ初心者。
②ブログで収入を得たい人。
③どんなテーマを書いていいかわからない人。
この3つのうちどれか一つでも当てはまる人は読むべき本です。
理由は次で説明します。
ブログ初心者
ブログ初心者が『ブログ飯』を読むべき理由は、筆者のブログヒストリーを知ることができるからです。なぜ筆者はブログが好きなのか、初めの頃はどんな記事を書いていたのかわかるからです。
ブログで収入を得たい人
この本はPV数を爆上げする方法や収益を稼ぐ裏ワザなどこの本には載っていません。
ブログは「アドセンス」や「アフェリエイト」で稼げると思われがちですが、まずは収益を得るためにブログで何をすべきかこの本には書いてあります。
どんなテーマを書いていいかわからない人
ブログで書くテーマがないことはブログ初心者ではよくあることです。
無理矢理テーマを見つけようとして、興味がないことをしたり、よくわからない教材を買ったりしていませんか。
筆者も特別な経験をしているわけではなく、日常の生活で世の中の人が疑問に思っていることや悩みを抱えている人にターゲットを絞り、解決するための記事を書き続けています。
この本を読めばテーマを考えるコツがわかります。
著者が伝えたいこと
『ブログ飯』で筆者が伝えたいことは「ブログを書き続けるだけでは収入にならないよ」ということです。本の前半でブログを書くためのコツ、収益を上げる3つの方法が書かれていますが、それを実践したからといって誰でも収益が上がるわけではないし、あくまでも筆者の経験談なのです。
筆者はこの本が読み手によって「具体的だった」と思う人もいれば、「抽象的すぎる」と思う人もいると明記しています。つまり解釈はそれぞれ異なるということです。大切なのはブログを書き続けないと、収益が発生する仕組みを理解できないということです。
この本はお読みいただいた人の立場によって、様々な感想を持たれる内容になっているだろうと思います。「具体的だった」と思う人もいれば、「抽象的過ぎる」と思う人もいるでしょう。
引用元:染谷昌利(2013年)『ブログ飯』株式会社インプレス(246ページ)
「ブログ飯」の「おもしろいところ」「つまらないところ」

おもしろいところ
私が『ブログ飯』を読んでおもしろいとおもったところは筆者が『ブログ飯』のきっかけになった「Xperia 非公式マニュアル」のブログを読んだことです。
ブログ初心者にはぜひ検索してほしいブログである。なぜならば1記事のボリュームがめちゃくちゃ少ないからです。ブログ初心者ですらもっと多い文字数で書いてると感じるはず。
けれどこの1記事あたりのボリュームの少なさが内容をわかりやすくし、どんどん次の記事を読みたくなります。
「Xperia 非公式マニュアル」ブログは2010年からスタートしており当時はスマートフォンが普及し始めた頃でみんながスマートフォンの情報を必要としていたのでとてつもないPV数を叩き出したようです。
何が言いたいのかというと「Xperia 非公式マニュアル」を読むと「あれ、自分でもこの記事書けるんじゃね?」と思ってしまうことです。つまり何がバズるかわからないということです。ただしとてつもないリサーチをした結果だということは言うまでもありません。
おもしろくないところ
あえておもしろくないところを挙げるのであれば著者の妻である鬼嫁のコラムをもっと読みたかったという点です。
このコラムはブログで成果をだせない筆者に鬼嫁が突然キレだし、ボロクソに叱責するシーンがあります。このシーンがめちゃくちゃおもしろいからです。
筆者がブログで成功を収めた秘訣は鬼嫁にあるのだということがわかります。
まとめ:『ブログ飯』は著者の人生が描かれている

この本は「ブログで飯を食う=ブログで収入を得る」ためのアドバイスが載っており、ブログを書くにあたっての「テーマ」をどんな視点で考えるかわかりやすくまとめています。
著者の人生はブログにささげていると言っても過言ではないし、成功の影にはとてつもない努力をしていたことが伺えます。
『ブログ飯』を読んでいる人はおそらくブログ初心者だと思いますが、この本を読んでブログは「継続すること」が大事と認識するはずです。継続しないことには文章力・知識・分析ができないからです。最後まで読み終えたとき、いかに自分自身の継続が足りないことがわかるのでこれからブログを始める人やブログの更新をストップしている方はぜひ『ブログ飯』を読んでみてください。
外伝:『ブログ飯』でお気に入りの言葉

『ブログ飯』で印象に残った言葉を紹介します。
それは「不相応な失敗などない」という言葉です。
自分のレベル以上の大きな失敗は起こらないし、失敗から学ぶことが多いので恐れずに経験することが必要と筆者は述べています。
まさしくそのとおりで実際に仕事で失敗したとしても同僚が助けてくれるし、上司が責任をとってくれます。自分の損失で会社が潰れることなんてほとんどありません。
失敗こそ成功への近道といえるでしょう。