妊娠中はつわり、腰痛、体重の増加など体調が変化し、心配ごともたくさんあります。ただそばで見守るのではなく、できることからサポートして、子供の誕生を待ちませんか?
妊娠初期に夫ができること

妊娠2ヶ月〜4ヵ月(5週〜15週)の妊娠初期に一番辛いのはつわりです。空腹を感じると吐く、ご飯を食べると吐く、よだれが出る、眠くなる、船酔いのような状態が続くなど様々な症状が出ます。
また、赤ちゃんに影響が出る、母体の抵抗力が弱まっているなどの理由から、食べ物にも制限が出るほか、出血や赤ちゃんの成長具合から不安になりやすい時期でもあります。
ご飯の用意は自分で
「簡単なものでいいよ」はいたわっているつもりでも、妻が作らなければならないことに変わりはありません。「コンビニで買うから休んでいて」の方が妻も安心して横になれます。
家事
食後の食器を洗う、風呂場の掃除、洗濯物をたたむなど、短時間でも妻は休めます。
一緒に検診に行く
検診に付き添うだけでも心強く思ってくれます。
妊娠中期に夫ができること

妊娠5ヶ月〜7ヵ月(16週〜27週)の妊娠中期は、安定期とも言われますが無理は禁物。
お腹や乳房が大きくなり、妊婦らしい体型になります。また、胎動が感じられるようになります。つわりがおさまるものの、腰痛や便秘、足のつりなどに悩まされることが多いです。
気分転換に外出を勧める
一人で出かけるか一緒に出かけるかは妻に選んでもらうと、心から気分転換できます。
戌の日のお参り
子供に関する初めての行事は一緒に行って安産祈願しましょう。
胎動を感じる
お腹に手を当てて、赤ちゃんの成長をともに喜びましょう。
妊娠後期に夫ができること

妊娠8ヶ月〜10ヵ月(28週〜39週)の妊娠後期は、お腹が大きく重くなり、胎動が激しくなるため、寝苦しくなります。出産前の準備は万全に!
育児休暇について確認
育児休暇を取得するために必要な手続きや引き継ぎについて会社に確認しましょう。
急な出産に備える
病院までの経路や陣痛タクシーの電話番号を確認し、必要な入院グッズを準備しておきましょう。
赤ちゃんグッズの用意
肌着、セレモニーウェア、おむつ、ベビーベッド、チャイルドシートなど退院してすぐ必要なものがたくさんあります。
2人目以降の妊娠の場合

初めての妊娠と兄弟がいる場合では、妻がしてほしいと思うことも異なります。
保育園や幼稚園、習い事の送り迎え
体調が悪いときや、お腹が大きくなってからは送り迎えも大変です。
子供の世話
着替え、食事、おむつ交換、お風呂などできることからサポート!
妻に1人になる時間を与える
実家に子供を連れていけば両親も喜んでくれて一石二鳥。
まとめ
妻は出産予定日が近づいてくるほど嬉しさと不安さが募ってきます。夫は妻の不安を少しでも和らげるために一緒に行動しましょう!
「やって当たり前」「やってあげてる」と思っていたらだめです。お互いができことをやりましょう。夫は妻が動けないとき全力でサポートしましょう!