日常のつぶやき

お祭りですくって来た金魚を長年育てていると、時々不思議な状況で死んでしまう事がある

今年の夏のお祭り、金魚すくいをしたり射的をしたりヨーヨー釣りをしたりして楽しんだ人は多いと思います。

中でも金魚は生き物なので、水槽を買って来て水草を買って来て~と言った具合に金魚を飼育する設備を整えて飼い始めた人も居る事でしょう。

その昔、そうして金魚を飼い始めて10年位が経ったあるお宅では、金魚が突然奇妙な状況に陥って死んでいたそうです。

謎の金魚の死体のその姿は、まるで背骨を何者かに故意に曲げられたかの様に弓なりになっており、当の本人も全く抵抗も出来ないままに死に至って行ったそうでした。

この謎の症状、調べて見ると驚くべき真実が浮かび上がってきたのです。

謎の症状!!その正体とは?

金魚は実はその昔、フナなどを改良して交配させて作られて行った品種なので、当然最新の一番新しい世代の金魚もその改良途中の金魚も、遺伝子の状態や情報がが真っ当な状態では無かったりしています。

特に出目金やランチュウや、尾びれが4つに分かれていたりする金魚などは、その珍しい見た目を子々孫々まで維持して行く為に多くの犠牲を払って来たのは、その容姿を見れば明らかだと思われるのです。

また、元々のフナの遺伝子ではなく別のキラキラした要素とかヒラヒラしたヒレの状態を作り出すために、別のそんな感じの容姿を持つ魚を交配させてきた経緯もあるので、いろんな遺伝子情報が今の金魚の中には入っているのだと考えられるでしょう。

そんな感じで、色んな遺伝子で構成されている魚になってしまった金魚は、ある一定年齢または大きさになると突然!遺伝子の闇と言いますか暴走で、背骨が急に曲がって死に至る病を発症する場合があるのです。

全ての個体が発症するのではなく一部の個体にその症状が出るのですが、朝は普通だったのに夕方には曲がっていた?と言うほど急激に症状を発症してしまいますしまた、その症状を改善する方法も無いので、飼い主である人間はそれを見ているだけしか出来ないのです。

遺伝子情報のエラ―的症状なのでどうしようもありませんが、ただ言える事は、それまでずっと人間を楽しませてくれた金魚に敬意を表し、遺体は土に埋めて上げて欲しいですね。

こんな風に奇妙に死んでしまうのは一部の金魚だけだと思うので、気味悪がって急に金魚の飼育を止めたりはせず、今飼育中の金魚が天寿を全うするまでは可愛がって行きましょう。

まとめ

金魚の寿命は実は30年と長く、大きな水槽に少数匹で飼育していると鯛位にまで大きくなるので、それ位まで大きくなるまで飼育してみても良いでしょう。