「今後沖縄へ移住することを考えている。沖縄って住みやすいよね。物価って安いんでしょ?あとのんびりしてていいな」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 30年名古屋に住んでいた妻が思い切って沖縄移住を決めた
- 妻に聞いた沖縄生活の大変なことベスト3
この記事を書いているひがっしーは沖縄出身です。
家族構成はよめっしー(名古屋出身)と子供が1歳の3人家族です。
妻は30年以上名古屋に住んでいましたが、私の出身地である沖縄へ家族3人で移住することになりました。
妻は仕事を辞めて長年住んでいた名古屋を離れて沖縄移住することを決めてくれたのでとても感謝しています。
しかも子供が1歳のときに移住したのは非常に大変でした。
私は妻を全力でサポートしていくことに決めています。
今回の記事では沖縄への移住を考えている人向けに「沖縄の生活ってどうなの?」「近所付き合いは?」「奥さん大変じゃないの」といったいろんな疑問を解説していきます。
30年名古屋に住んでいた妻が思い切って沖縄移住を決めた

移住を決めてから引っ越しまではあっという間に時間が過ぎてしまいました。
すでに沖縄移住して2ヶ月が経ち、妻に沖縄生活について聞いてみたので紹介していきます。
なぜ妻は沖縄へ移住することを決めたのか
なぜ妻が沖縄移住することに決めたのか、簡単に言うと説得しました。
しかしいきなり説得しても「はい、わかりました」とはなりません。
私は3つの考えを行動にしたのです。
- 結婚前に「いつか沖縄移住したい」と告白した
- 子供が生まれたので沖縄で育てたかった
- 転職先を決めた
結婚前に「いつか沖縄移住したい」と告白した
妻には結婚前に「いつかは沖縄へ移住したい。それでもよければ結婚しよう」というプロポーズをしました。(エラい図々しい。。。)
それでも妻はOKしてくれました。
私が沖縄出身なのである程度は覚悟していたのでしょう。
結婚したあとに移住することを伝えてしまうと「この人と結婚するんじゃなかった」となりかねません。
結婚したい人が現れたらきちんと移住することを伝えてからのほうが結婚後もスムーズに事が運びます。
子供を沖縄で育てたかった
私は「子供が生まれたら絶対に沖縄で育てたい」と思っていました。
その理由は自然のあるところで自由にのびのびと育てたかったからです。
沖縄は自然がいっぱいあって海がとても綺麗です。
子供が1歳になったタイミングで移住する決意をしました。
やはり自分の生まれ育った沖縄で子供を育てたいという気持ちがあったのです。
転職先を決めた
移住するうえで何よりも大事なのが仕事先を決めることです。
移住先で仕事がなければとうぜん妻と子供を養っていくことができません。
沖縄はよく「仕事先が見つからない」「給料が低い」と言われます。
たしかにその通りかもしれませんが、移住すると決めたのであれば仕事を選り好みしてはいけません。
選り好みしてしまうと本来の目的である移住ができなくなってしまいます。
きちんと仕事を見つけることができれば妻にも文句を言われることはありませんので、心置きなく移住計画を進めていくことができました。
名古屋との別れ
沖縄移住を決めたので、妻は長年暮らしてた名古屋を離れることになります。
私の地元に暮らすことは妻にとって覚悟が必要になります。
妻は名古屋で両親との別れ、友達との別れ、仕事を辞めるという決断をしました。
妻にとって非常につらく、寂しい別れになりました。
沖縄移住する前たくさんの友達とご飯に行ったり、お茶したりしていました。
妻が友達に沖縄移住の話をすると全員が「えぇーー!!」のあとに
「絶対に沖縄行くからいろんな観光地を紹介してね」と言われるそうです。
周りの友達にとって沖縄移住は羨ましいと思われています。
そして今まで10年以上働き続けてきた保育士の仕事を辞めたため、お世話になった職場の先生や子どもたちとのお別れはつらかったと思います。
しかし逆に両親との別れはそこまで寂しさがなかったようです。
理由は両親が気丈に振る舞ってくれ、快く送り出してくれたからです。
妻は空港で大泣きでしたが
妻の強い決断があったおかげで沖縄移住することができました。
ただ一つ問題なことがあります。
それは沖縄ー名古屋への帰省が物理的に簡単ではないということです。
名古屋へ帰省するためには当然飛行機を利用することになります。
距離にして約1,300km、時間にして2時間半かかります。
車ですぐ行ける距離ではないので帰省しにくい環境ではあります。

沖縄暮らしはここが楽しい
妻に聞いた沖縄暮らしで楽しいことを聞いてみました。
沖縄の人はとてもフレンドリーに話しかけてくれます。
例えば最近だとスーパーではレジのお会計で買い物かごを袋詰の台まで自分で持っていき詰めなければいけません。
妻は子供を抱えているので店員さんが袋詰までやってくれたそうです。
また沖縄ではおじいちゃん(おじー)、おばあちゃん(おばー)がよく食べ物をくれます。
沖縄の方言でかめー(食べなさい)、かめー(食べなさい)といって食べきれないぐらいの量を自分たちの孫に食べさせます。
沖縄ではおもてなしのこころがあるので地元の人だけでなく、観光客にもフレンドリーに接するので誰にでも優しいのです。
妻が聞いた沖縄生活の大変なことベスト3

昼間は子供と二人きり
現在妻は子育て中です。
昼間は子供と二人きりになってしまいます。
子供はまだ1歳なので泣いたり、怪我したりしないようにずっと見ていなければいけません。
旦那の地元に移住するパターンで大変なのが身寄りがいなくなってしまうことです。
今までであれば妻は両親のサポートや友達同士でランチしたり大変な育児を周りの人間に助けられることでリフレッシュすることができました。
今はリフレッシュする方法がまだ見つかっていません。
リフレッシュする方法がないと妻は精神的に辛くなったり、会話することが減ってしまいます。
旦那は妻が移住先でも安心して生活できる環境を作りましょう。
よい環境を作る方法としては以下の3つです。
- 旦那の両親にも妻をサポートしてもらう
- 旦那が子供を預かり好きなだけ買い物に行かせる
- リゾートホテルなどに宿泊しランチやディナー、マッサージをプレゼント
慣れない土地に住むのはラクではありません。
妻がストレスを溜めないようにしていくとで生活しやすいような環境にしていきましょう。
沖縄にある伝統行事の手伝い
沖縄には伝統行事があります。
4~5月にある清明(シーミー)、8月にある旧盆(ウンケー)、そして正月です。
清明(シーミー)は家族や親戚が集まってお墓参りをします。
お墓参りのさいにお供え物を持っていき先祖にお線香をあげます。
旧盆(ウンケー)は本州のお盆と同じく、先祖を迎え入れます。
お中元を届けたります。
正月もも親戚が集まり、子供たちにお年玉を配ります。
このような伝統行事で必ず準備するものはお供えする料理です。
清明(シーミー)になると重箱に料理を敷き詰めてお墓に持っていきます。
おにぎりやとんかつ、昆布の煮付けなどの重箱料理を朝早く起きて作らなければなりません。
また正月や旧盆(ウンケー)には中味汁を作って親戚に振る舞います。
昔はすべてイチから作っていましたが、今は業者やスーパーで注文することもできます。
妻はこれから沖縄料理の作り方を覚えていかなければなりません。
家庭によって味や作り方にこだわりがあります。
それだけ先祖を大事にしているということです。
沖縄のスーパーは物価が高い
よく本州の人からは「物価が安い」と思われています。
私の妻もそう思っていました。
しかし実際には物価は安くありません。
むしろ高いです。
理由は離島のため陸送や空輸の費用がかかるからです。
また沖縄の人は本土のスーパーの商品値段がいくらかさえわかりません。
あまり比べる対象がないので多少高くても購入してしまいます。
沖縄はスーパーの競合店があまり多くないので価格競争も起きにくいのではじめから物価が高いと言えます。
逆に沖縄で安いものといえば弁当です。
本州なら500円で売っているような弁当でも沖縄では300円(スープ付き)で販売しています。
サラリーマンにはとてもリーズナブルな値段です。
まとめ|移住には相手両親のサポートが必要

記事のポイントをまとめます。
- 妻が移住を決めたのは私が結婚前に「いつか沖縄移住したい」と告白した、子供が生まれたので沖縄で育てたかった、転職先を決めたから。
- 妻は沖縄移住するために両親や友達、職場の同僚と離れることになった。
- 沖縄移住の楽しいところは人が優しい
- 沖縄移住の大変なところは平日は子供と二人きり、伝統行事を手伝う、スーパーの物価が高い
- 妻のサポートは夫だけではなく夫の両親によるサポートも必要
妻は夫の地元についてきてくれました。
誰も知らない土地に行くことは不安でしかありませんし、移住によってストレスを抱え体調を悪くしてしまうこともあります。
体調を崩したりしないためにも妻の喜ぶことを考えましょう。
妻に育児を任せる時代ではありません。
夫も積極的に参加し、夫の両親にもサポートをお願いしましょう。
夫の両親には昼間子供と二人きりの妻を食事に誘ったり、お出かけに誘ったり、実家に招待したりとなんでもいいです。
妻を気にかけることが大事ですし、不安に思っていることや日常生活で抱えているちょっとしたストレスは解消してあげましょう。
ひがっしー(@higasshisa)でした。